【問題1】施工経験記述問題(必須)
この解答内容が一定基準を満たさない場合不合格となる最重要問題
設問1
(1)工事名 (2)工事内容 (3)工事現場における施工管理上のあなたの立場、についてを簡単に記述する
設問2
18年問題よりこのように変更された
品質管理、安全管理(昨年は事故防止対策という形で出題)、工程管理等のテーマが指示されるので、
そのテーマにおいての
さらに、22年問題より次のように変更された。
■ 22年問題での施工経験記述問題及び全体の採点基準の一端の明記事項
<試験問題用紙冒頭>
問題1で
@設問1の解答が無記載又は記入漏れがある場合、
A設問2の解答が無記載又は設問で求められている内容以外の記述の場合、
問題2以降は採点の対象となりません。
23年 出題区分(参考)
1級実地試験合格率の推移
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1級実地試験・施工経験記述問題のテーマの推移
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【問題2】〜【問題6】のうち、3問題を選択する |
【問題2】 土 工 〈設問1〉 〈設問2〉
【問題3】 コンクリート工 〈設問1〉 〈設問2〉
【問題4】 品質管理 〈設問1〉 〈設問2〉
【問題5】 安全管理 〈設問1〉 〈設問2〉
【問題6】 建設副産物 〈設問1〉 〈設問2〉
合格基準
【問題1】の施工経験記述が1級土木施工管理技術者として要求される一定の基準(※)を満たしていること。
※これが基準を満たさないと即不合格判定となります。(22年度より明記)
【問題2】〜【問題6】の選択3問題の解答が60%の正解基準に達していること
【問題1】の施工経験記述 予想テーマ(最低「品質管理」、「安全管理」、「工程管理」の3テーマ)は必ず事前に(遅くとも本試験の2週間前までに)仕上げ、記述内容が合格基準に達しているか否か、当協会のベテラン講師に判定してもらう。(DVD講座受講者は無料指導)
そのため、合格発表を待ってからでは遅い!
学科試験で試験終了時間まで、のこれば本試問題を持ち帰える事ができるので、解答をマークして当協会の合格判定を受けて、合格点に達していれば、まず施工経験記述対策をすぐスタートする。
(合格のための最重要戦略!!)
<18年度 施工経験記述内容変更の狙い>
品質確保法が制定され、設計図書の内容の通りやればよいという姿勢ではなく、施工計画、施工段階で、問題改善点を常に把握し、技術的提案が出来る能力が求められている!
<22年度 採点基準明示の狙い>
1級資格者は、特定建設業の要件の現場において現場監理技術者、また現場代理人としてとして発注者側監督員と様々な確認・報告事項の遂行を的確に行っていく必要があり、そのための一定の文書能力が必要であるが、そのための一定の文書能力の判定をさらに細密に行う、というのが基本的な狙いでしょう。そして、一定の文書能力の認められないものは資格者と認めない、記述問題で足きりをしてしまいます、という強烈な宣言です。
(1)【問題2】〜【問題6】は選択分野であるが、全分野をまんべんなく勉強しておく必要がある。
対策をいずれかの3分野に限定してしまい、万一新傾向の出題があった場合、失敗する可能性がある。
(2)とは言っても、出題の内容をみると「品質管理」はコンクリート工、土工、に絡む問題がほとんどであるので「土工」・「コンクリート工」を品質を絡めて最重要分野としてまず集中学習する。これがまず正攻法であるが、実をいうと受験者の「土工」の正解率は一番低い。土量計算問題の場合は計算ミスもあって特に低い。よほどの自信のある場合以外は解答選択を避けることも必要です。
(3)(最近は土量計算の問題が減り、土質力学を含めた土質調査・土工計画のハコ入れ問題が増えています)
(4)最近の顕著な傾向として、土工(問題2)、コンクリート工(問題3)以外の品質管理、工程管理、安全管理、施工計画、環境対策に至る全分野で土工、コンクリートに絡む出題が多くなっており、土工・コンクリート工の深度を深めた徹底理解が重要ポイントとなります。
(5)「建設副産物」は今までの受験者の成績を見ると得点しにくい分野となっている。「安全管理」の方が得点率は高いので、安全管理を重視すべし。女性や施工経験の少ない方は、逆に安全管理法規、環境対策(建設リサイクル法等)等に集中して得点力を高める。時間がなかったら「土工」を捨てる勇気も必要!
(6)得意分野をつくるべし---「コンクリート工」は得点率が高い、「品質管理」と絡めて徹底集中すべし!
以上の戦略を参考にDVD講座を十分活用して下さい。ご健闘を祈ります。