合格率25.9%と厳しい結果!
施工経験記述の不出来が決定的!
全国平均合格率25.9%と予想外の低い水準となった。
試験直後の解答試案で示したとおり、施工経験記述問題を除く選択問題5問は全体に新規問題が主ではあるがレベルとしては比較的平易な、実務に近い内容であったので、40%前後の合格率が予想された。が、やはり、施工経験記述テーマの予想外の出題に対応できなかった受験者がふるい落とされた。
今年は、施工経験記述テーマのこの1〜3年の変遷を文脈的に読み取ると、今まで以上に幅広くテーマを想定して準備する必要があります。
また、学科からの受験者は、学科試験問題を施工経験記述問題との絡みで、つまり、「留意点(改善点、問題点)とその対策」という観点で読み取っていく必要があります。
本国家試験の本趣として、下記のフローの中で常に問題意識をもって改善に努める姿勢が問われているのです。
受注 | → | 事前調査 | → | 施工計画作成 | → | 施工段階 | → | 検査 | → | 引き渡し |
(契約) | (施工管理) | |||||||||
契約条件 現場条件 |
・基本計画(工法) ・詳細計画(工程) ・仮設計画 ・品質管理計画 |
・工程管理 ・品質管理(出来形) コンクリート工/土工 ・安全管理 ・環境対策 ・原価管理 |
検査項目とその管理 | |||||||
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<管理のリサイクル> | ||||||||||
| ← 計画 ― 実施 ― 比較・検討 ― 修正・処理 → | |